10月, 2023年
APASL Oncology 2023 Sendaiに参加しました
当講座からは、水落先生が「High-grade Nuclear Atypia is an Unfavorable Factor for Postoperative Recurrence of Hepatocellular Carcinoma」を口演発表し、筒井先生が「Clinicopathological Characteristics and Molecular Analysis of Lymphocyte-rich HCC」をポスター発表しました。
国際学会への参加は色々と刺激になりました。
以前より学会全体で英語でのプレゼンテーションのレベルが上がっている印象を受けました。国内学会でも国際化のため英語でのプレゼンテーションを求められる機会が増えており、当講座でも英語への対応を積極的に進めています。
近藤先生が共著の論文がAm J Pathol (IF=6) からpublishされました
肝臓は体内で最大のリンパ生成器官で、肝硬変患者では肝臓にリンパ管新生を伴いリンパ産生が大幅に増加します。この研究では、肝臓におけるリンパ管新生に交感神経が関わることを見出しています。さらに、肝臓におけるリンパ管新生が肝臓の線維化を防ぐ可能性があることも示しています。
近藤先生、おめでとうございます。
論文の詳細はこちらです。
Pathology Internationalの表紙に掲載されました
近藤先生の論文のFigureがPathology International 9月号の表紙に掲載されました。
詳細はこちらです。
筒井先生の原著論文がHuman Pathology (IF=3.3) からpublishされました
この論文では高度のリンパ球浸潤を伴う肝細胞癌 (Lymphocyte-rich hepatocellular carcinoma, LR-HCC) について、その臨床病理学的特徴とリンパ球浸潤に関連する分子の解析を行いました。その結果、CCL20 の発現が多数の CD8 陽性リンパ球の浸潤に寄与している可能性を見出しています。
筒井先生、おめでとうございます!
論文の詳細はこちらです。
三原先生、草野先生の論文がJ Clin Med (IF=3.9) からpublishされました
この論文では、Benign Recurrent Intrahepatic Cholestasis (BRIC) の症例について、小児科の先生方と一緒に、臨床病理学的特徴をまとめました。希少疾患の貴重な報告です。
三原先生、草野先生、おめでとうございます!
論文の詳細はこちらです。