三原先生の論文がClin J Gastroenterolからpublishされました。
2025-08-03
肝細胞癌の薬物療法は、分子標的薬と免疫チェックポイント阻害薬の併用療法が中心となっています。この論文では、肝細胞癌に対して免疫チェックポイント阻害薬 (アテゾリズマブ, ATZ) と血管内皮増殖因子を標的とする分子標的薬 (ベバシズマブ, BEV) の併用療法後に、重篤な門脈血栓症を発症した症例について報告しています。ATZとBEVの併用療法に伴う門脈血栓症の発症は多くはありませんが、重篤な合併症となることがありますので、ATZとBEVの薬物療法を行う際には門脈血栓のモニタリングが必要であることを示しています。
三原先生、おめでとうございます!
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