栗沢 元一 先生 「新規薬物送達システムの開発と応用による有効ながん治療法の確立」

2016-10-26

10月18日に大学院特別講義として、シンガポール生物工学・ナノテクノロジー研究所 (Institute of Bioengineering and Nanotechnology, IBN) の栗沢 元一 先生にご講演いただきました。

 

栗沢先生は、がんに対する有効な薬物送達システムの開発に長年取り組まれており、数年前から矢野教授と共同研究を進めておられます。その研究成果の1つは、2014年に「NATURE NANOTECHNOLOGY」に掲載されました。

「Self-assembled micellar nanocomplexes comprising green tea catechin derivatives and protein drugs for cancer therapy」

 

講演では、今までの研究成果のほか、現在進められている研究の最新の結果までご呈示いただきました。また、研究の着想から結果、考察まで丁寧に説明していただき、大変分かりやすい内容でした。栗沢先生、ありがとうございました。

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