10月 26th, 2016年
名越 澄子 先生 「NASHと性差医学」
2016-10-26
10月21日に大学院特別講義として、埼玉医科大学総合医療センター 消化器・肝臓内科の名越 澄子 先生にご講演をいただきました。
名越先生は、消化器・肝臓領域の臨床・研究でご高名であるだけでなく、多くの学会や全国医学部長病院長会議などで男女共参画推進の中心メンバーとしてご活躍されています。
講演は二部構成で、前半はNASHなどの慢性肝疾患を性差医学の観点から、基礎から臨床まで幅広く説明いただきました。後半は男女共同参画について、先生のキャリアや苦労、それを踏まえての現在の取り組み、活動などをお話いただきました。どちらも、とても関心深く、先生ともっとディスカッションしたい内容でした。名越先生、ありがとうございました。
栗沢 元一 先生 「新規薬物送達システムの開発と応用による有効ながん治療法の確立」
2016-10-26
10月18日に大学院特別講義として、シンガポール生物工学・ナノテクノロジー研究所 (Institute of Bioengineering and Nanotechnology, IBN) の栗沢 元一 先生にご講演いただきました。
栗沢先生は、がんに対する有効な薬物送達システムの開発に長年取り組まれており、数年前から矢野教授と共同研究を進めておられます。その研究成果の1つは、2014年に「NATURE NANOTECHNOLOGY」に掲載されました。
講演では、今までの研究成果のほか、現在進められている研究の最新の結果までご呈示いただきました。また、研究の着想から結果、考察まで丁寧に説明していただき、大変分かりやすい内容でした。栗沢先生、ありがとうございました。